12月8日、青森県内で過去最大「震度6強」の揺れに見舞われた八戸市。依然として、市内には“災害の爪痕”が色濃く残り、これまでの日常生活を取り戻せないままの日々が続いています。
青森県八戸市の「八戸港」では路面に複数の「亀裂」や「段差」が確認され、一部でコンテナの運搬ができなくなっていて、今後の物流への影響が懸念されています。
コンテナが積み上げられた八戸港の物流ターミナル。
敷地内の路面には、複数の「亀裂」や「段差」ができています。8日の『地震』の影響です。
八戸港湾運送 コンテナターミナル課 柳谷 悟 課長
「(東日本大震災で)震災のときも亀裂はなかったので、地震が起きた時にコンテナが崩れていないかなとか、そっちの方がどちらかというと心配で朝来たので…。まさかこんなに路面に影響が出ているとは思わなかった」
JNN取材団 白川舞 アナウンサー
「本来は地面と柱の部分が同じ高さでしたが、地震の影響でこのように段差ができてしまっています。この段差が障害となり、コンテナを運ぶ重機が入れない状況になっています」
このため、コンテナ約500本の運搬ができない状態で、復旧作業の見通しも立っていません。
八戸港は、東北で初めて国際定期コンテナ航路が開設されるなど北東北のゲートウェイ港湾となっているため、今後の物流への影響が懸念されています。












