青森県内の優れたものや取り組みに迫るキラリ逸品。今回は「ふかうら雪人参ビーフシチュー」です。その名の通り、町のブランド野菜「ふかうら雪人参」を使ったメニューで、レトルトとして青森を代表する土産品にもなっています。町への愛情が育んだメニューです。
深いブラウンルーの中に存在感のあるニンジン。そして中心のホワイトソースがアクセントの「ふかうら雪人参ビーフシチュー」です。

※食べ物屋セイリング 山本進さん
「名前はビーフシチューですけど、ふかうら雪人参が本当のメイン。ふかうら雪人参を全面的に出したシチュー」

この料理の主役「ふかうら雪人参」が生産されるのは、深浦町艫作(へなし)地区。世界遺産・白神山地を望む広大な海岸段丘の高台の農地です。冷たい西風が吹き付ける真冬のこの時期、雪の下からニンジンを一つ一つ掘り出す作業が早朝から行われます。

