2022年、青森県内で起きた出来事を振り返る「あおもりこの一年」3回目は、私たちの生活を圧迫する値上げの波です。


■相次いだ食料品の値上げ


※青森県民は
「大変困りますね。みんな年金生活なのにね」
「なるべく高くなったものを買わない。特売のチラシを見て行く方向を決めます」


原材料価格の高騰や原油高に急激な円安やロシアによるウクライナへの軍事侵攻も影響して広がり続けている値上げの波。帝国データバンクによりますと今年値上げされたのは2万品目以上に上り、私たちの生活を直撃しています。

■その影響は、飲食店へも…


※熊八珍 小松勉店長
「一番上がったのはやっぱり油関係ですね。サラダ油とか揚げ油これはもう倍以上値上げになりました」


八戸市で40年以上営業するこちらのラーメン店は年間120缶使う食用油の一斗缶が1缶あたり3000円ほど値上がりし、仕入れ値は計36万円も膨らむことになりました。
これまでメニュー値段は据え置いてきましたが、12月22日から30円から50円程度の値上げに踏み切ります。