気象庁の発表する最新の情報によりますと、明日12日(金)にかけて、本州付近では西高東低の冬型の気圧配置が強まる見込みで、こうしたなか“真冬並みの寒気”も流れ込んでくると予想されています。
500hPa(上空5100m付近)では-42℃以下の寒気を伴う雲の広がりやすい気圧の谷が北日本を、500hPa(上空5400m付近)では-27℃以下の寒気を伴う気圧の谷が東日本を通過するようです。また、850hPa(上空約1500m付近)では-12~-18℃以下の寒気が北日本に、-6~-12℃以下の寒気が西日本~東日本に流入するとみられています。
このほか、低気圧や前線に向かう暖かく湿った空気と寒気の影響で大気の状態は非常に不安定となり、大雨となる所があると予想されています。
こうしたことから気象庁は、北日本~東日本では11日は、土砂災害に注意・警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意を。北日本~西日本では12日にかけて落雷、突風、降ひょう、急な強い雨、局地的には竜巻などの激しい突風に注意を呼び掛けています。
強い寒気の影響で大雪となる所もあると予想されていて、北日本~東日本では12日にかけて、大雪による交通障害に注意・警戒し、着雪やなだれに注意だということです。
仙台管区気象台からは、「大雪と風雪及び雷に関する東北地方気象情報」も発表されており、今後も最新の気象情報に留意する必要があります。
※気象情報は日々変わっていくため、今後も気象庁の最新の情報、天気予報には留意する必要があります。
※【寒気の予想シミュレーション】や【大雪・雨・風の予想シミュレーション】は、関連リンクからご覧いただけます。












