警察庁が主催する「大切な命を守る」をテーマにした作文コンクールで、青森市の高校生が「警察庁長官賞」を受賞しました。

警察庁主催の作文コンクールで「警察庁長官賞」を受賞したのは、東奥学園高校2年生の首藤紗和さんです。

首藤さんは25日に県警本部を訪れ、安田貴司 本部長から表彰状を受け取りました。

このコンクールには、警察が実施する「命の大切さを学ぶ教室」などを受講した全国の中学生と高校生1万3000人以上の応募があり、「警察庁長官賞」は3人ずつが選ばれる賞です。

首藤さんは2025年4月に、交通事故で当時小学2年生の息子を亡くした田代祐子さんの講演を聞いた感想を、自身の弟が体験したできごとと重ね合わせて作文にしました。

東奥学園高校 2年生 首藤紗和さん
「(田代さんの講演で)低い年齢で亡くなってしまうっていうのは聞いていて、つらかったなという記憶です。思ったことを書いただけなので、受賞にびっくりしている感じです」

首藤さんの作品を含むコンクール受賞作品は、警察庁のホームページなどで公開される予定です。