去年8月に経営破たんした弘前市の中三弘前店についてです。土地と建物を11月14日付で不動産開発事業などを行う東京の「フージャースコーポレーション」が取得していたことがわかりました。

中三弘前店に関する登記の全部事項証明書によりますと、土地と地上8階・地下1階の建物は全て11月14日付で東京の「フージャースコーポレーション」が取得したということです。
「フージャースコーポレーション」は全国で新築マンションの分譲や市街地の再開発、それにホテルの運営をしていて、弘前市でもマンションを建設しています。

中三の経営破たんを巡っては、破産管財人の弁護士が土地や建物の任意売却を2025年中に決める意向を示していました。これまでのところ、弁護士は取材に応じておらず、12月23日に開かれる次回の債権者集会で発表される見通しです。