大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第15号
2025年09月12日16時50分 気象庁発表
東日本では１４日にかけて、北日本では１４日は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、西日本から北日本では、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
［気象概況］
前線が西日本から東日本にのびており、前線に向かって暖かく湿った空気が流入しているため、西日本から東日本では大気の状態が非常に不安定となっていて、所々で雷を伴った激しい雨が降っています。今後前線は次第に北上し、前線上の低気圧が発達しながら１３日から１４日にかけて北日本を通過するでしょう。前線や低気圧の影響で、西日本から北日本では大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
［雨の予想］
東日本では１３日にかけて、北日本では１３日から１４日にかけて、非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
１２日１８時から１３日１８時までに予想される２４時間降水量は多い所で、
東北地方 ８０ミリ
関東甲信地方 ８０ミリ
北陸地方 ６０ミリ
東海地方 １５０ミリ
近畿地方 ８０ミリ
中国地方 ７０ミリ
その後、１３日１８時から１４日１８時までに予想される２４時間降水量は多い所で、
北海道地方 １５０ミリ
東北地方 １２０ミリ
北陸地方 １００ミリ
東海地方 １５０ミリ
近畿地方 ８０ミリ
中国地方 １００ミリ
［防災事項］
東日本では１４日にかけて、北日本では１４日は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、西日本では注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
