カーリングについて。16日まで熱戦が繰り広げられた「カーリング甲子園」で、青森東高校の佐藤がサードを務めたチームが男子優勝を果たしました。

県勢男女5チームが出場した「カーリング甲子園」で、唯一決勝に進んだのは男子の「青森・岩手・長野合同」のサード佐藤航英です。

大会初日に顔を合わせた「即席チーム」ですが、決勝まで進むと試合中にも進化を遂げます。

2点ビハインドで迎えた有利な後攻めの第3エンドは1点にとどまりますが、攻めの姿勢を崩しません。

佐藤がダブル・テイクアウトを決めるなど、不利な先行の第4エンド~第6エンドまで3連続スチールに成功。北海道選抜を5対3で退け、佐藤は前回大会出場した「青森・長野合同」に続く個人2連覇です。

「青森・岩手・長野合同」サード 青森東高校 佐藤航英 選手
「今大会で初めて会ったメンバーでやって、かなり苦戦したところもあったが、決勝でしっかり自分の調子のピークを持ってくることができてよかった。青森県勢は自分一人ですが、みんなの気持ちも背負って戦うことができた」

女子では、青森県の高校生4人で構成された東北選抜が3位に入りました。