この夏に行われる参議院議員選挙で、立憲民主党県連は元アナウンサーで自営業の福士珠美氏を青森県選挙区の候補者に擁立することを決めました。
立憲民主党県連は17日、青森市で緊急役員会を開き、2024年11月から議論してきた参院選の独自候補について最終協議を行ないました。

その結果、青森市に住む元アナウンサーで自営業の福士珠美氏(59)を擁立することを決めました。

福士氏が選挙に挑戦するのは初めてで、「本日の県連役員会での決定を重く受け止め、決意と覚悟をもって全力を尽くしてまいります」とコメントを発表しました。
立憲民主党県連 升田世喜男 代表代行
「党一丸となって、有権者の力も借りて、青森県から逆転を起こしたい。全県選挙で必ずしも十分に時間があるわけではない。これまでの知名度と、ご縁の広さで(福士氏が)勝るだろうと」

一方、自民党の現職で3期目を目指す滝沢求氏は、15日に青森市で開かれた江渡聡徳衆議院議員の在職25年を祝う会に出席し、参院選に向けて支援を呼びかけました。
自民党・現職 滝沢 求 氏(66)
「夏の陣、戦いの駒を一歩一歩進めています。皆さまの理解と協力をいただかなければしっかりとした戦いを進めていくことはできません」

このほか参院選青森県選挙区には、共産党の新人・荻野優子氏(32)が立候補を表明しています。
