青森東高校のアーチェリー部に入部

古川高晴さん
「英語部だったので他の運動部の応援で、昔の県の運動公園を歩いてた時、弓道場の隣を通って弓道の試合を見かけたんです。かっこいいな、やってみたいなと思いました。青森高校を最初目指していて、青森高校の資料見たら弓道部があったんです」

希望の高校は難しく、青森東高校へ進学。
そこにあったのは弓道部ではなく、アーチェリー部。

古川高晴さん
「アーチェリー部があったので、同じ弓だからいいかなと思って。楽しみだったものができたという、その楽しさだけで最初はやってましたね」

根っからの負けず嫌いの性格が出て、徐々に自身の勝率を上げ、高校2年の選抜大会で全国6位になったことが自信に繋がる。

古川高晴さん
「高校2年生の時にインターハイと国体に出てますけど、それまで20位台と30位台で、どれだけ前に倒さなきゃいけない人がいるかと、何となく霧の先の目標みたいでわからなかったんですけど、高校2年の3月の選抜大会で、目の前に6人、7人さらに5人、6人だけになって、この人たちを倒せば1位になれるんだと、そこで目の前の霧が晴れた」

高知県で行われた第57回国民体育大会で優勝、そしてアーチェリー強豪校へ進学。オリンピック選手として活躍する。