兄2人と共に過ごした元気で活発な子供時代

木村は、兄二人と仲の良い活発な子どもだった。

木村里子さん
「雑誌“小学5年生”の付録についていた仮面ライダーの紙とか、お下がりでつけて遊んでいました。年が離れたお兄ちゃんにくっついてまわっていた感じかな」

末っ子で、みんなに溺愛されて育った木村は、中学になると漫画に憧れてバスケットボール部へ。

木村里子さん
「中学は、漫画の“スラムダンク”にはまりすぎて、ベリーショートにしてみたりとかして。卒業文集に、バスケットでトップを目指すとか書いてたんじゃないですかね」

何事も自分が良いと感じた方向に行動する、それは高校の進学先にも反映された。勉強があまり好きではなかった木村は、普通科ではなく調理科へ。

そして、入学後に始めたアルバイト先で、自身の人生に影響を与える人たちと出会うことになる。