青森県消防学校で10日、入校式が行われ、この春、県内各地の消防本部に採用された58人が地域の安全を守る一員としての一歩を踏み出しました。

青森市にある県消防学校に入校したのは、県内10か所の消防本部で採用された58人です。

式では、工藤正敬校長が「強靭な精神力と技術を身に着け消防職員としての責務を果たしてほしい」と激励しました。

このあと、入校生を代表して青森消防本部の館山桂拓さんが宣誓し、1人1人が消防官として現場で活躍する決意を新たにしました。

八戸消防本部 吉田健汰さん
「東日本大震災で活動している消防士の姿を見て、あこがれて消防士を目指しました。体を使って、みんなを守れる消防士になりたい」

弘前消防本部 柳野美瑠さん
「女性の方に安心を与えられるような消防士になっていきたいと思っています」

入校生たちは、これから9か月間、訓練を重ね消防士に必要な知識や技術を身に着けます。