大型連休などの繁忙期に駐車場の混雑が課題となっている「JR新青森駅」についてです。青森県は、利便性向上のために2つの案を検討していることを明らかにしました。

県議会一般質問2日目の25日は、新青森駅の駐車場の混雑について質問が上がりました。

新青森駅では、大型連休期間中のラッシュ時に新幹線の利用者が増加して、駐車場が満車になり、順番待ちのために新幹線に乗り遅れる人がでるなどして、改善を求める声が上がっています。

県と青森市、それにJRの三者は7月に視察を行っていて、25日は県が利便性向上に向けて検討している案について説明しました。

県交通・地域社会部 舩木久義 部長
「これまでの協議では、西口駐車場の渋滞解消のために、駐車場利用車両と乗降場利用車両の動線を分離する案や、バリアフリー対応のために、東口広場エレベーター前に車両乗降場を新設する案などが出されております。県としては、西口駐車場及び東口広場の利便性向上に取り組むよう働きかけていきます」

県は例年、渋滞が悪化する冬場に備えて具体的な対応を公表するよう青森市に求めています。