青森県弘前市の観光宿泊施設「星と森のロマントピア」は、スキー場を除く全ての施設が11月1日から当面の間、休業します。最終日を迎えた31日は、県内外から訪れた人で賑わい、休業を惜しむ声が上がりました。
いまが盛りの岩木山の紅葉を楽しみながら、のんびりと入ることができる露天風呂。山麓にある温泉つきのホテル「星と森のロマントピア」です。
弘前市に合併する前の旧相馬村が1989年に開業しましたが、収支は大幅に悪化し、11月1日から休業します。
利用客
「こういう景色を見られる温泉ってなかなかない。孫とか連れて来たり、子どもたちを小さいころ連れてきた。昔から来ていたので、すごく愛着があります」
閉館が発表されてから予約が相次ぎ、31日は日帰りプランで温泉や宴会を楽しむ団体客がいました。
宿泊客も和洋室とコテージはいずれも満室。
県内や県外だけではなく、遠くは香港からあわせて26組が利用することになっています。
宿泊客は、11月1日午前10時までにチェックアウトすることになっていて、その後、ロマントピアはスキー場を除く全ての施設が休業することになります。


 
           
   
  









