異業種から飲食業へ転身した2人

2人は中学時代の同級生。3年間クラスが一緒の親友です。大湯さんは高校卒業後エンジニアに、高屋さんは大学卒業後に不動産関係の仕事にと、お互い別の仕事に就いていましたが、地元の飲食業を盛り上げようと共同でカフェをオープンすることを決意したのだそうです。

2人は茨城県の工場で派遣社員として働き、開業資金を調達。その後、大湯さんはカフェバーで、高屋さんはパンケーキ店でそれぞれ修行して、開店に向け準備を進めました。

大湯さん
「前職が飲食業とは無縁だったため、修行期間は初めてのこと尽くしで、とても苦労しました」

目標に向かい入念な準備をした2人が開いたお店の名前はDolf.(ドルフ)店名の由来はドイツ語の「Dorf」=田舎町 によるそうで、地元に愛されるのはもちろん、観光の拠点として弘前という田舎町に貢献できるカフェバーにしたいという願いが込められています。