ボランティアは金沢市で集まり珠洲市へ 廃材やブロック塀を撤去

 そんな珠洲市ではボランティアの活動も本格化しています。早朝の金沢駅に集まった災害ボランティア。取材した日、珠洲市には12人のボランティアが派遣されました。そのうちの1人、大阪から参加した小林靖志さんは、今回が初めてのボランティアだといいます。
20240212_suzushi-000615701.jpg
 (小林靖志さん)「大阪から3月に移住してくるんですけど、これからお世話になる石川県なのでお役に立てればと思っています。これはキャンプ道具なんですけど、小さいくぎが出てたりするのを外したりすると、けがも少なくなったりするのかなと」

 ボランティア場所となる珠洲市へは金沢からバスで約4時間かけて向かいます。午前10時45分、珠洲市災害ボランティアセンターに到着。到着後すぐに作業内容を確認し、ボランティア自らが軽トラを運転して依頼場所へ。
20240212_suzushi-000712167.jpg
 依頼者は住宅に1人で住む年配の女性でした。重いものを運ぶことができないため、今回ボランティアを依頼。家の中には至るところで壁などが剥がれていて、その撤去作業が行われました。

 (ボランティア)「(Q今はどんな作業を?)落ちたボードの後にくぎが出ちゃっているんですね。お母さんが高齢なので、そこに手をついたときに切ったら危ないので、手の届く範囲は除去しておこうという処置ですね」

 2階の部屋では換気扇が今にも落ちそうな状態に。換気扇を取り外し、開いた穴は先ほど剥がした壁の廃材を有効活用して応急処置を施します。

 (ボランティア)「換気扇を外したんですが、それはどうされますか?」
 (依頼者)「それもいらない」

 ここでの作業は約2時間ほどで終了。
20240212_suzushi-000814468.jpg
 (依頼者)「たくさんの人で助かった。デカいのが気になっていて。重たくて、持ってみたら私の力じゃ運ばれへんかって」

 運び出した廃材はボランティア員が車で15分ほどの場所にある仮置き場へと自ら持っていきます。
20240212_suzushi-000838334.jpg
 仮置き場には冷蔵庫や畳など地震によって不要になってしまったものが山のように積まれていました。