能登半島地震の発生からまもなく1か月半となります。甚大な被害を受けた石川県珠洲市では、2月9日午後2時時点で避難者が1359人、そして断水が市のほぼ全域で続いています。被災地の現状や災害ボランティアの今を取材しました。
「持っていた船は流された。漁師はもう廃業です」

(山中真アナウンサーリポート)「能登半島先端の東側までやってきました。今は穏やかな海ですが、地震のあとに津波があったエリアだということです」
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地元の漁師だという男性に話を聞きました。
(地元の漁師)「(Qこの辺りに津波が?)そうですね。地震だけではここまでにならん。津波でバンっとのぼって返されて砂だらけ。(Q地面の砂は海の砂?)海の砂です」
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道路に残された大量の海の砂。地震当日、約5mもの津波がこの辺りを襲ったといい、この男性も大きな被害を受けました。
(地元の漁師)「自宅は半壊みたいな感じだけど津波が入っているからもう住めないですね。船を2艘持ってたんですけど、2艘とも流された。(Qお仕事もしばらくは?)もう廃業です、漁師はもう廃業です。70歳近くなるし、今から船買ってという馬力もないし、道具も全部津波に持っていかれた」
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地震で押し寄せた津波は石川県の天然記念物に指定されている見附島にも。船が浮かんでるような姿から「軍艦島」と呼ばれ愛されてきましたが、現在は大きく崩れてしまい“能登のシンボル”は以前の半分ほどの大きさになってしまいました。

珠洲市の中心部はどうなっているのでしょうか。
(山中アナリポート)「道路側に倒れた建物、そして電柱なども倒れたまま残されています。道路を見てもかなり多くの場所でこうしてダメージを負っていますが、マンホールだけが隆起している様子も見られます」
1か月半ほどが経っても街の復旧が進まず、いまだ断水状態も続く珠洲市。その影響は人以外にも及んでいます。














