人気スポットではない 誰も知らない場所を開拓するのが魅力

日比キャスター:
青森県の人気観光地ランキングというものがあります。
【インバウンド人気観光地ランキング 青森編(出典:訪日ラボ)】
1位:ねぶたの家 ワ・ラッセ(青森市)
2位:八食センター(八戸市)
3位:青森魚菜センター(青森市)
4位:弘前城(弘前市)
5位:奥入瀬渓流

ねぶたの家 ワ・ラッセ 担当者「ほぼ毎日、外国人観光客が来ている。台湾からの団体ツアー客の予約が多い」
青森魚菜センター 担当者「外国人観光客の7~8割は中国からの観光客。10日からさらに増えるのでは」

SNSでも称賛の声がありました。
「素晴らしい海と雪山。快適な温泉旅館。人は少ないし物価は安い。でもやっぱり一番はリンゴ」
「青森に来たら時間の流れがゆっくりになった」

なぜ青森県が人気なのか、専門家の方にも聞いてみました。中国事情に詳しいジャーナリスト浦上早苗さんによりますと「北海道のようにスキーや温泉がある。さらにツアーでは行けない新スポットを開拓したい」と言います。
人気スポットではなく、「人が少なく、ゆっくりできるような、誰も知らない場所を開拓する」のが魅力のようです。
2019年頃には「こんなところがあるんだ!」とSNSで情報が拡散されたものの、2020年に入りコロナ禍でなかなか旅行に行けない中、SNSでチェックは続けていたそうです。
井上キャスター:
世界に日本の魅力が発信されているおかげで、日本経済が潤う一方、全国的にホテルの宿泊代が高騰しています。そろそろ日本人向けの価格帯などの検討をしていただくことは出来ないでしょうか。
産婦人科医 宋美玄さん:
シンガポールでは、動物園など、外国人観光客と地元の方とで値段を分けているところがあります。日本でも観光地では料金を分けてもよいのではないでしょうか。
井上キャスター:
円安ですので、考えていただきたいですね。