「オスズモルト」2種類のウイスキー

尾鈴山蒸留所が、現在、展開しているのは2種類のウイスキー。

ひとつは、熟成させる前の無色透明の「オスズモルト ニューメイク」。


そして、もうひとつが、去年から発売している18か月以上熟成させた琥珀色の「オスズモルト ニューボーン」です。


(三浦功将キャスター)
「(試飲)ものすごく香りが芳醇な感じ。華やかさみたいな香りも飲んでいて伝わってきますね」

(三浦功将キャスター)
「何かおすすめの飲み方ってあるんですか?」
(尾鈴山蒸留所 黒木信作社長)
「まず初めて飲まれる方には、少しずつ水を足していって香りを開かせていただきたいですけど、あまりお酒が強くない方には、この時期ですとハイボールで。ソーダで割って薄めてもしっかり香りと個性は残るので…」

今年の年末には販売も本格化

今年の年末にはウイスキーの国際基準とされる熟成期間の3年が経過。販売も本格化します。

(尾鈴山蒸留所 黒木信作社長)
「この宮崎という土地が本当に豊かなので、ウイスキーも焼酎もお酒のジャンルを問わず、おいしいご飯やお酒を世界中の人が飲みに来てくれるような、そういったことが自分の夢ですね」


こだわりの詰まったジャパニーズウイスキー。世界の市場を見据えた展開が始まります。


(スタジオ)
日本のウィスキーは、いま、海外でも大人気なのですが、人気だからと言って、増産してすぐ出荷できるものではありません。
本編中にもありましたが、3年間は寝かさなければならない。その間はずっと在庫を抱えていて、1円の利益にもならないのです。
普通の株式会社ならば、単年度に少しずつでも利益を出さなければなりませんから、これは難しいことでもあります。
ですから、黒木さんは何十年か先もこの土地でしっかりと腰を据えて、やっていくのだという覚悟があるということが、このウィスキーづくりへの進出を見て感じます。

※MRTテレビ「Check!」7月18日(月)放送分から