ストレスで症状悪化、63%がうつ病経験

――強迫性障害は、一進一退を繰り返して長期的に続く。ストレスがかかったときに症状が悪くなるとされています。強迫性障害の人の約63%は、うつ病を経験されているということです。

――平均発症年齢は20歳で、原因は明らかにされていない。厚労省によりますと、100人に1人~4人が経験するとされますが、この数字はいかがでしょうか。
(兵庫医科大学 松永寿人主任教授)妥当な数字だと思います。我々が普段、使ってるデータも大体2~3%、50人に1人ぐらい患者さんがいらっしゃると把握しております。