つなぐ便の野菜は不揃いだったり、たくさん作れなかったり…一般的な流通には乗りづらいけれど、食べるとおいしい!
その希少な価値をつなげていきたいと、響子さんはこの仕事に取り組んでいます。

本田響子さん
「こういう農家さんの作物のファンだし、残ってほしいし、やり続けてほしいし、やめないで欲しいし…じゃあ、『私、何できるだろう』と思ったときに、そういうのを紹介することは得意だから、それで一生懸命みんなに『おいしいよ、おいしいよ』って伝えている」

なかなか流通しづらい“不揃い野菜” 自然栽培は“土づくり”から

肥料も使わない自然栽培は、土壌環境を整える土づくりだけでも時間がかかります。

森の土農園 小戸田明さん
「さすがに果樹は難しくて、全然歯が立たなかった。『これ、なるのかな?』って。イチジクですら、肥料やらないわけだから、育たないわけです。こんな状態で3年とか4年とか5年とか平気で経っちゃう」

本田響子さん
「でもコツコツここまでやってきて…すごい尊敬しておりますよ、私は」

森の土農園 小戸田明さん
「農家っていうのは生産するのでかなり手いっぱいになってしまって、それを販売するとか、お客さんと繋がっていくっていう部分って、かなりやっぱり時間かかるし手間かかるし、そこを特にこの自然栽培に特化して伝えてくれる、繋いでくれるっていう人がいるっていうのは本当にありがたいですよね」

本田響子さん
「えー、泣きそうです…」