自治体からの支援条件に苦しむ人も
小川彩佳キャスター:
望みをつなごうとする皆さんの思いが伝わってきますね。

喜入キャスター:
私は、地震の爪痕が色濃く残る輪島市の朝市通りにいます。1か月経っての“変化”というのを、現場で感じています。
今回、取材した地域の中には、1月をもって避難所の炊き出しが終了したり、自衛隊の入浴支援が終わったりと、地元の方のよりどころが少なくなってきている地域もあります。
ある意味、次のステップに進まなければならないという方たちもいます。
そして、家の建て替えを決断した方は、自治体から支援を受けられる条件に苦しんでいらっしゃる方がいます。また、受けられる費用の上限も決まっており、時間もかかります。
そうした中で、朝市の近くに住む男性に話を伺うと、「支援を待っていては間に合わない、駄目になってしまう。自分の力で何とかしないといけない」というふうに話していました。ただ、その言葉の裏には、強さなのか、諦めなのか、そういった葛藤も見えました。

そして、ビニールハウスで避難している保靖夫さんは、「自宅が全壊しているという状況で、未だに家の状況をきちんと確認できていない。1か月経った今も、この先のことはまだ考えていない。考えるのをやめている」というふうに話していました。そういった方も多いかと思います。
そうした方たちが、今後、何かの決断を迎えたときに、仮設住宅にスムーズに入れるなど、いろんな選択肢が整っていることを切に願いたいと思います。

















