父と離れての避難生活にストレス 故郷を離れることを決断した家族

被災者の決断はそれぞれです。故郷を離れることを選んだ家族は…

岩崎香さん
「多少動いていても、好きにさせてあげられる。こんな感じなので、避難所はさすがに難しかったな」

輪島市から県内の別の町に2次避難する岩崎さん。

小学6年生の佑輝さんは自閉症です。

ここにたどり着く前、親子は輪島市の福祉避難所にいました。

岩崎香さん(1月9日)
「こだわりとかもあって、お皿が違うだけでも駄目なので、この子なりに頑張っていると思う。慣れない環境なので」

このとき、父親は別の避難所にいました。それも佑輝さんにとってはストレスでした。

インタビュー中にも。

佑輝さん
「パパは?」

香さん
「パパは今いないんだ」

佑輝さんや9歳の妹のことを考え、家族みんなで暮らせる毎日を選んだのです。そして…

佑輝さん
「パパ」

岩崎徹也さん
「ただいま」

家族4人の時間が戻ってきました。ただ、この先のことは決まっていません。

岩崎香さん
「とりあえず環境整えてあげたいな。輪島に戻りたいんですけど、まだどうなるかわからない。(学校などを考えたら)ころころ変えられないし、またそこでイチから環境を」

1月26日に誕生日を迎えた佑輝さん。大変な1か月でしたが、両親は佑輝さんの成長を感じていました。

岩崎徹也さん
自分以外のことに興味を持つことが多くなってきた」

岩崎香さん
「今までのルーティンとは、ちょっと違うことにはなってしまったけど、嬉しいですね。成長も見られたなと思う」

佑輝さんは、取材カメラに興味を持ち、プロにも引けを取らない姿でカメラを構えていました。