物価高が生活を圧迫する中、深刻な貧困に苦しむ人々はある行政の方針に不安を抱いています。『空き缶』を巡る名古屋市の新しい条例について考えます。

寒波が近づいていた年末の夜、屋外で炊き出しの湯気が上がっていました。名古屋市中区の公園で行われた“越冬集会”。ホームレスや生活困窮者を支援しようと毎年、年末年始に行われているもので、この日はブラジル人ボランティアによる手作りのパスタなどが振る舞われました。

越冬集会の実行委員長を務め、名古屋で30年以上、生活困窮者の支援活動を続ける東岡牧さん。

(野宿者を支援する会 代表・東岡牧さん)
「お腹が空いていると良いことも考えられないし、心温まるご飯をみんなと食べるというのは意味があると思う。ガス・電気・水道代が全部上がっていて、食品も(値段が)上がっていて、それで文化的な生活ができるのか。それは国も考えてもらいたい」

収入は増えない中、物価高で拡大する貧困。生活困窮者を取り巻く状況は、厳しくなるばかりです。