東京・杉並区のアパートで、強制執行のため訪れた執行官など2人が包丁で刺された事件で、逮捕された住人の男が「生活保護を打ち切られた」と供述していることがわかりました。

この事件はおととい、杉並区和泉の路上で、アパートの立ち退きの強制執行に訪れた執行官など2人が住人の山本宏容疑者(40)に包丁で刺され、2人のうち保証会社勤務の小栗寿晃さん(61)が死亡したものです。

先ほど、小栗さんの勤務先の社長が取材に応じました。

小栗さんの勤務先社長
「(去年6月)執行官と行って、(小栗さんが)山本容疑者に会っているんですけど、『支払いも退去もできませんので立ち退き訴訟を進めてください』と言って(ドアを)閉められちゃった。支払い催告で執行官が行ったときも(山本容疑者は)不誠実だった」

社長によりますと、家賃の滞納額は今月時点でおよそ100万円に上っていたということです。

捜査関係者によりますと、山本容疑者は取り調べに対し、「生活保護を受けていたが、隙間バイトをするようになってから生活保護を打ち切られた」と供述しているということで、警視庁は動機をさらに追及しています。