「現実的なマーケティングをしてコストを絞る」

今は「日本維新の会」の支部長として、党から毎月50万円の活動費を受け取っていますが、事務所の家賃(10万)と秘書2人の人件費(20万)、それに事務所の光熱費やガソリン代(+α)を差し引けば、手元に残るのは20万円足らず。

浪人の身で献金もなくこの範囲内で政治活動、言い換えれば選挙活動を行っています。

パンフレットは、郵送の費用が出せないため自らの手で配ることにしました。ポスターの設置も自らの手で行います。

(関健一郎氏)
「(ポスターは)信号機みたいに人が進む方向と垂直にあると目に入りやすいです。進む方向と平行だと目に入りづらいですね。限られた資金力で一個一個のポスターのインパクトをいかに大きくするか、これもコスト削減ですから」

次の選挙で返り咲きを目指す関さんは「政治とカネ」についてこう話します。

(関健一郎氏)
「政治にお金はかかるってそれはかかるんですよ。でも民間企業だってそうじゃないですか。だから現実的なマーケティングをしてコストを絞るわけですよね。これは政治家も当たり前」