木原防衛大臣はきょう、防衛省を訪問した沖縄県の玉城知事と面会し、基地負担の軽減に向け、今後、沖縄県を訪問して玉城知事などと対話をする考えを伝えました。

木原大臣が玉城知事と面会するのは就任後初めてで、面会では人体への有害性が指摘されている有機フッ素化合物=PFASがアメリカ軍基地周辺の河川や湧水から高い値で検出されているとし、玉城知事は対策の実施や費用の負担を国に求めました。

木原稔 防衛大臣
「玉城知事をはじめ、地元の皆様方と意見交換する機会を持つこと。これは大変重要というふうに考えております」

また、木原防衛大臣は沖縄県の基地負担軽減は「政権の最重要課題の一つ」と強調した上で、今後、沖縄県を訪問し、玉城知事などと直接対話をする考えを示しました。

具体的な日程については言及がなかったとのことですが、玉城知事も「胸襟を開いて対話の機会を作っていただきたい」と応じたことを明らかにしました。