■アメリカで進む賃上げ 最低時給2000円

山形キャスター:
アメリカの物価は高騰してるんですが、給料も上がっているという現状です。
▼小売り大手「ウォルマート」
トラック運転手募集・・・賃金25%アップ
入社1年目の年収 最大約1400万円に
▼「アマゾン・ドット・コム」
従業員の年間基本給・・・16万ドル→35万ドル(約4800万円)
▼ロサンゼルス
最低時給・・・15ドル(約2080円)→16.04ドル(約2220円)
山形キャスター:
では日本はどうなのかというと、賃上げ実施を予定する企業を聞いてみたところ、コロナ前の2019年は8割ぐらいあったんですが、コロナで減少しまして、今年は、7割程度に落ち着いているということなんです。
▼賃上げ率 3%未満
昨年度・・・約51%
今年度・・・約73%
SNSには「物価が高いのに給料は変わらない。この世の中どうにかして」という声が上がっていました。
井上キャスター:
アメリカの業績いいところは給料上がってますけど、その分悪いところはすぐに首を切られるそうです。日本は日本で収益が上がってないので、そんなに給料上げられない。
森永教授:
2.5%の物価上昇って言うんですけれども、食品とかエネルギーが上がってるので生活実感としては5%ぐらい上がってるのでやっぱり苦しいと思います。
井上キャスター:
円安もさらに進んでいます。先ほど外国為替市場で一時1ドル=139円を記録しました。円相場が1ドル=139円台を付けたのは1998年9月以来、24年ぶりのことです。円相場は7が月14日138円台をつけたばかり。1日で2円以上も値下がりする急速な円安となっています。
関係者は「この後岸田総理の会見があるが、急速に進む円安に対し、何も手を打てないということが市場に見透かされ、歴史的な円安が加速している。節目らしい節目がなく、さらに円安が進むと見ている関係者は多い」と話しています。

















