灯油を届ける自衛隊 住民「1晩でなくなる」

村瀬キャスター
「本当に険しい道ですので、一般住民の方がここを歩いていくのは、非常に難しいというか、危険な状態です。この山を越えると孤立集落があるということです」

悪条件の中、歩くこと、約1時間半。

村瀬キャスター
「ようやく目的地の孤立集落に着いたところです」

村瀬キャスター
「倒壊した建物が残されています」

村瀬キャスター
「今も取り残された住民がいる自宅だということです。これから自衛隊が物資を届けます」

自衛隊
「きょうも灯油とガソリンを持ってきて、各家庭に配りたい」

自衛隊が孤立集落に残る家庭に、灯油とガソリンを配ってまわる。余震による家の倒壊を恐れ、ビニールハウスで生活する尾家さんもいま灯油が必要だと話す。

村瀬キャスター
「ここに灯油ストーブをおいて?」

尾家幸夫さん
「ここに仮にね。ばたばたです」

村瀬キャスター
「1つのストーブで大丈夫ですか?」

尾家幸夫さん
「寒いけど。ストーブつけていればなんとか。けれど、すぐ1晩で(灯油が)なくなるからね」

村瀬キャスター
「でもつけてないと眠れないんじゃないですか?」

尾家幸夫さん
「(燃料の節約で)いったん消すけどやっぱり寒くて。寒くてまたつけます」