自民党と日本維新の会は、衆議院の議員定数削減に向けた法案を国会に提出しました。野党側は反発を強めていて、終盤国会で最大の争点になる見通しです。
午後、衆議院の議員定数削減に向けた法案を国会に提出した自民党と日本維新の会。
自民党 加藤勝信 政治制度改革本部長
「必要な説明等にしっかり汗をかいていきたい」
日本維新の会 浦野靖人 選対委員長代行
「先延ばしするのではなく、しっかりと結論を出すということが大事」
維新が連立入りする「絶対条件」の一つに掲げた定数の削減。与党側は今の国会での成立を目指していますが。
立憲民主党 野田佳彦 代表
「あまりにも乱暴すぎる」
公明党 斉藤鉄夫 代表
「あまりにおかしいのではないか」
野党側は一斉に反発。いったい、何を問題視しているのでしょうか。
きょう、与党が提出した議員定数削減法案。法案では定数について、今の465から「420を超えない範囲で1割を目標に削減」し、1年以内に結論を出すとしています。
野党側が最も問題視しているのは、結論が出なかった場合、自動的に小選挙区を25、比例代表を20削減するという条項です。
公明党 斉藤鉄夫 代表
「与党が、つまり権力を握ってる側がその数字まで出して、あらかじめ決め付けてくるっていうのは私はあまりに乱暴だと」
そして、なぜ45議席を削減するのか。与党側が理由の一つに挙げるのが、2012年の党首討論で当時の野田総理が次のように発言したことです。
民主党 野田佳彦 総理(当時)
「我々は45削減をする0増5減を含めて、45減の法案をきょう提出いたしました。後ろにもう区切りをつけて結論を出そう。16日に解散をします。やりましょう、だから」
その野田氏。きょうの会見では、「定数削減そのものには賛成の立場だ」とする一方で、当時とは状況が違うと指摘しました。
立憲民主党 野田佳彦 代表
「野党に全く相談もなく、与党だけで期限を決めて数も決めて、もし駄目だったら自動削減でしょ。もう二重三重に乱暴過ぎる」
野党側は定数削減に関する法案よりも、「企業・団体献金」の規制をめぐる法案の審議を優先すべきだと主張。
また、関係者によりますと、きのう維新から法案への賛同を呼びかけられた参政党も賛成しない方針だということです。
自民党関係者
「法案を出して終わりだろう。今の会期中では難しい」
自民党内からも厳しい意見が出ている定数削減法案に、維新の吉村代表は。
日本維新の会 吉村洋文 代表
「きっちり審議して、結論は出してもらいたいと思います。まさかホンマにやらないことはないだろうと。(採)決を取らないことは、ないんだろうと僕は思っています。(採)決取らないとかなったら、あるいは審議しないとかなったら、もうビックリしますけどね」
来週以降、与野党の駆け引きが本格化する見通しです。
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