新耐震基準は40年前の話で、何度か改定してきた

(金沢大学 村田晶氏)新耐震基準は1981年、40年も前の話になりますので、その後何度か基準改定しています。大きな基準改定として2000年の改定があり、それ以降に新築された建物については、倒れていた建物の10数メートルぐらい隣の場所でも、軽微な被害でとどまっておりますので、現行の基準が全然充足していない、という状況でないこともご理解ください。

 ご自身の家が1981年以降に新築で建った建物か、改築した建物かですこし状況が違います。改築の際に構造的な補強をしっかりしたか、していないか、注意して確認していただければと思います。

 珠洲市では前回の地震から7か月しか経っていないので、補修することに関しても、とりあえず応急補修しかできていない方がほとんどで、7割方はまだ補修が間に合っていなかった。そういった意味では、とりあえずの補強で今回の揺れは耐えられなかったっていうのが実際のところかなと思います。

――あとは、過去に増築したかどうか。その場合は建物を上から見て、形が複雑になっていませんか、というポイントもあるそうです。