東京・品川区の斎場では安倍元総理と家族らが最後の別れの時を迎えています。現場から中継です。
安倍元総理の遺体は午後3時半ごろ、荼毘に付すため、東京・品川区の桐ヶ谷斎場に到着しました。霊柩車の助手席には妻の昭恵さんが同乗し、実の弟の岸防衛大臣ら親族がともに斎場に入りました。
午後1時から港区の増上寺で行われた告別式の様子も参列者の話でわかってきました。告別式では安倍元総理が東日本大震災の復興支援のために作られた「花は咲く」をピアノで演奏するのにあわせて、妻の昭恵さんが歌う動画が流されました。
また、昭恵さんは涙ながらに挨拶をし、事件当日、「奈良の病院に駆けつけた際に安倍元総理の手を握ると握り返してくれたような気がした」と話したということです。人工呼吸が長時間に及んでいたため、昭恵さんのほうから「もう結構です」と伝えたことも明かしました。参列者が花を手向ける際には、昭恵さんが安倍元総理の遺体に頬ずりをしたということです。
火葬が行われる桐ヶ谷斎場周辺の沿道には安倍元総理に別れを告げるため多くの人が駆けつけ、「安倍さんありがとう」などの声が上がりました。
選挙演説中に銃弾に倒れるという衝撃的な死から4日、多くの人が安倍元総理の死を悼んでいます。
注目の記事
「“離脱して良かった”という声の方が多い」自公連立に“終止符”を打った会談の裏側と「高市総裁は総理になれるのか?」公明・斉藤代表に聞いた【news23】

敗者の脳は語る— マウス社会の「負けグセ」をつくるスイッチを発見! 脳から特定の部位を取り除くと…

【クマ襲撃】被害者の9割が顔面損傷…鼻がなくなり骨は粉砕「体を大きく見せようと立ち上がって…」医師が語るクマ外傷の実態 47歳男性はあの日を境に人生が一変

特集戦後80年「総理所感」は何を伝えたのか 沖縄戦体験者「歴史直視を」

「あの日までのお母さんも死んだ」“たった15分の横着”が奪った夫と日常 1枚800kgの鉄板落下事故 被害者家族が訴え「被害者にも加害者にもさせないために」


乳房再建は “形” でなく “生き方” 取り戻す治療…富山大学で進む乳房再建の最前線
