2016年以降、最多となる6人が立候補した長野県区。
立憲民主党の現職と自民党の新人が最後まで激しい選挙戦を展開しました。
激戦の行方をカメラが追いました。
「民主王国」とも呼ばれた長野県で、リベラルの議席の死守を目指した立憲民主党の現職・杉尾秀哉さん。
「この国に民主主義を本当に残していくためにどうか皆さん最後の最後まで杉尾秀哉に力を貸してください」
序盤はリードするものの、タレントの知名度を活かした松山さんが猛追。
激しい競り合いとなった苦しい選挙戦。
最後の遊説先の長野駅前では支持者が温かく励まします。
「命と暮らしを守る」と消費税減税による家計支援、専守防衛と非核三原則の堅持を訴え続け18日間を戦い抜きました。
「私は人事を尽くして天命を待つという言葉が大好きです私は人事を尽くしましたあとは天命を待ちたいと思います」
県区の議席奪還を目指した自民党の松山三四六さん。
安倍元総理の銃撃事件を受け、最後の遊説先、長野市の事務所前はものものしい雰囲気に包まれていました。
「信州が日本を新しい国を動かしていくんだという希望の一票を私に託してください」
デジタル技術などを活かした地方創生策で信州を日本一にすると訴え続け、追い上げムードにのった終盤戦、過去の交友関係をめぐる週刊誌の報道が。
「またコンサート開けたらやりたいやりますまだ活動あるからいきましょう」
迎えた運命の日…、軍配は杉尾さんに。結果はおよそ5万7千票差。
「(まずはこの結果の受け止めから伺います、何が足りなかったんでしょうか)私の過去の過ちがやはり、多くの県民の皆さんには許されることはなかったその一言に尽きると反省しています」
ウクライナ危機や物価高、憲法改正など、国内外に課題が山積する中、県区の議席は杉尾さんに託されました。
「投票して下さったかたはもちろん、投票して下さなかった人も含めて、私は皆さんの思いに応えなければいけません、信州長野県の代表としてふさわしい行動を政治家としてとってまいる決意でございます」
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