「能登への不要不急の移動は控えて」被災地は物資不足、私たちにできる支援とは?

山本恵里伽キャスター:
被災地では物資が不足している状況です。石川県では企業や団体からのまとまった規模の物資は受け付けていますが、仕分けなどの手間を考慮して、個人からの物資は受け付けていません。企業や団体からの物資でも、「現地への直接の搬入は、交通渋滞等により救命活動等の妨げとなる場合があるのでご遠慮ください」としています。

3連休に災害ボランティア活動に参加したいという方もいるかと思いますが、現在、ボランティアを募集しているのは加賀市のみで、加賀市内在住または勤務している方ということです。その他の地域は逐次、情報提供を行っていくということですので、個別に被災地に行くことはお控えください。また、1月6日からの3連休は電話での問い合わせも控えてほしいということです。

石川県・馳浩知事は「能登へ向かう道路が渋滞し物資が届かない、患者の輸送回数が減っているなど救援部隊も大変困っています。今日と明日からの三連休について、能登への不要不急の移動はくれぐれも控えてください」とSNSに投稿しています。災害のフェーズに合わせた支援が必要になります。

気象予報士 森田正光さん:
善意でも逆効果になることはあると思います。

山本恵里伽キャスター:
個人でできる支援として義援金があります。石川県では石川県庁や東京、大阪の事務所などで義援金を受け付けていますし、振り込みも可能です。返礼品のないふるさと納税という手段もあります。

また、JNN・JRNでも義援金を受け付けています。お寄せいただいた義援金は全額、日本赤十字社を通じて被災地に送られます。みなさまのご協力をお願いします。

動画内で紹介したアンケートは6日午前8時で終了しました。