山梨学院×長崎南山はシーソーゲーム
第1グラウンド第3試合、初出場の山梨学院と長崎南山の試合は、逆転につぐ逆転、最後まで目が離せない白熱の展開となりました。先制したのは、長崎北陽台との激闘を引き分けで終え、抽選で花園へ出場した長崎南山。前半10分、攻撃の要SH山下蓮選手のトライで、7点のリードを奪います。
一方、強豪の日川を破って、花園初出場を果たした山梨学院も反撃。18分にNO8佐野涼太選手のトライで同点に追いつくと、27分には、BK陣が鮮やかなコンビネーションをみせてトライ、12対7と逆転して前半を折り返します。それでも、長崎南山は慌てません。激戦区長崎を戦い抜いてきた試合巧者ぶりを見せます。後半6分、11分と山下蓮選手が確実にPGを決めて13対12と再逆転に成功します。
しかし、その直後、山梨学院がキックオフからの攻撃をすぐさまトライに結びつけます。FW陣が勢いよく前に出て攻め込むと、連続攻撃から、最後はFB篠原悠士選手がトライ、ゴールも決めて、再び19対13と逆転です。残り15分、ここから信じられないようなドラマが待ち受けていました。














