28対26 逆転につぐ逆転ゲーム
6点リードを許した長崎南山が、高校日本代表候補にも選ばれた本山佳龍選手のパワフルなトライからゴールも決めて20対19と再度逆転すると、山梨学院は20分、粘り強くボールをつなぎフェイズを重ねると最後は篠原選手が、この日2本目のトライ、難しい角度のキックも自ら決めて26対20、またしても6点のリードを奪います。
それでも、長崎南山はあきらめません。直後の22分、SH山下蓮選手が絶妙のランニングで裏に抜け出すと、フォローしたFL長渕零選手が抜群のコース取りで最後はCTB池田太陽選手がトライ。これぞ長崎のラグビーというランニングスキルの高さをみせて、26対25と1点差に詰め寄ります。
そして、最後にチャンスをつかんだのは長崎南山でした。27分、ミスが許されない展開の中で、しっかりと攻撃をつなげて、ゴールまで30m地点でPGのチャンスをつかみます。キッカーは、山下蓮選手。
プレッシャーのかかるこのキックを慎重に決めて28対26。逆転につぐ逆転のシーソーゲーム。長崎南山が勝負強さを見せつけて、山梨学院との激闘に終止符を打ちました。














