「政治とカネ」どうやったら変わっていけるのか

――お金のかからない政治、っていうのは難しいんでしょうか。

(泉健太氏)僕はそう思わないです。京都3区で活動していく中でも、マイク1本で訴えることには、基本お金はかかりませんし、お金をかけて活動するか、かけず活動できるのかっていうところで、作っていく政治文化の違いかなと思うんです。自治体議員の数は、確かに自民党さんはとても多くて、そこが選挙のときにどういう形でやってくれるのかというのは、自民党の文化があると思うんですけども、お金をかけなくてもできる時代に僕はなっていると思います。むしろ政治家はそうすべきだと思います。

――国民は今回の事態に対して憤りを覚えているわけですが、どうやったら変えられるんですか。政治とカネの話はどうやって変えていくとお考えですか。

(泉健太氏)例えば自民党さん、経団連から年間24億円もらっていたりするわけですよね。他の政党はそんなにもらってるものはないですから、もう資金力で格段の差がある。公平公正な環境で戦ってるのかということも含めて、シンプルに言えば、企業・団体からの献金は廃止。それ以外も含めてもらったお金は全部記載。もし違法なことをしてしまった場合に、責任取らされるのは会計責任者なんですよ。議員本人じゃないっていうところがちょっと問題で、やっぱり問題を起こした場合は、議員本人がアウトになるっていうことを基本にしないと、議員の側の意識も改まらないと思います。