今年、嬉しいニュースもありました。
新潟空港ではおよそ3年ぶりに国際線が再開。
1月には台北線、8月に上海線。そして、10月にはソウル線が再開されました。



トップトラベル新潟 大谷光利 代表
「今までの一番人気は韓国ソウルでした。本当にやっと戻ってきたなと」
来年1月には、ハルビン線も再開し、ウイルス禍前に運航していた定期便は全て再開することになります。
“市民の足”新潟交通 乗り合いバス 運賃値上げ
今年、バス利用者へ負担がのしかかりました。
新潟交通 古川公一 代表取締役常務
「運賃改定による収支改善が必要と判断し、この度の申請を決定しました」
新潟交通は、利用者の減少に加えて燃料費の高騰などで、サービス維持のためには値上げせざるを得ないとして、9月からのバス運賃値上げを国に申請。その額は、均一区間で50円のアップとなりました。
利用者(大学生)
「バスに乗るの、考えようかなって」
利用者(60代)
―利用しようという気持ちは薄れる?
「ニュース見た時点でなおさら、そういう気持ちが強くなりました」
新潟交通の乗り合いバスは、ウイルス禍による利用者の減少と運転手不足を理由に、2020年11月から減便が相次いでいました。
さらに、このままでは大規模な減便の可能性があるとして去年、新潟市から2億5000万円の緊急支援を受けます。
一方で新潟交通グループ全体では、今年3月期の連結決算で8億9700万円の黒字でした。
利用者
「利益を上げているなかで値上げ申請、市民は理解しないと思う」