就航延期を繰り返してきたトキエアや減便・運賃を値上げした新潟交通の乗り合いバスなど新潟県の交通について、この1年を振り返ります。
たび重なる「就航延期」
2023年に新潟県民の注目を集めたのは、新潟ー札幌丘珠間の就航を予定している地域航空会社トキエアです。6月30日の就航を目指していましたが、『8月10日をめど』として就航延期を発表。

トキエアは国交省の最終審査に向けて訓練飛行などを進めていましたが、トキエアの長谷川政樹社長は「一層の習熟に時間を要すると判断した」としていました。
「きょうもトキエアをご利用くださいまして、ありがとうございます」

トキエアでは乗務員訓練などを繰り返し実施してきましたが、就航まで1ヵ月を切った7月末、『8月10日めど』から『8月下旬』へ再び就航延期に。さらに就航予定時期を過ぎても正式発表がないまま、9月を迎えました。

訓練を見学していた小学生は…
「うまく飛び立ってほしい」
「頑張って人を運べる飛行機になってほしいです」