4度目の世界陸上代表に選出された新谷は2011年テグ大会(韓国)に女子5000m、2013年モスクワ大会(ロシア)と2019年ドーハ大会(カタール)は10000mに出場し、今回初めて、マラソンでの挑戦となる。
空港で取材に応じた新谷は「おそらく今回の大会が世界陸上は最後かなって思ってます」としみじみ。日本選手団最年長の34歳は「やっぱり一番、私の中では苦手とするものなのがマラソンなので…」としながらも「思い的にはいい結果で終わらせたいなって気持ちはあります」と期待を膨らませた。
さらに大会が楽しみかと問われると「(首を振り)楽しみじゃない。わははは」と笑顔で否定。「終わった後のことが楽しみなんで、夏休みを取りたいなと思っている」と“贅沢一人旅”の計画を明かし「それをバネに頑張ります!」と意気込んだ。
日本時間の18日午後10時15分に号砲の女子マラソン。「いや、みんな寝てますよ(笑)寝てください」と最後まで新谷節を忘れなかった。

また初出場の卜部は「ちっちゃい時から世界陸上を見ていたので、織田(裕二)さんの世界陸上に、出場できるってことが嬉しい」と話し「自分の最大の力を出して、まずは、自己ベストを更新してラウンドを進められるように頑張りたいと思います」と気合を入れた。
※織田裕二さんはTBSのメインキャスターを務める