参院選・和歌山選挙区の候補者たちの考えは?
7月1日、村に唯一設けられた期日前投票所には多くの村民たちの姿がありました。
消えゆく地方の声。参院選の候補者たちはこの問題をどう考えているのでしょうか?参院選・和歌山選挙区は改選議席1に対して5人が立候補しています。
共産党の新人・前久さん(66)。小選挙区制度を変えるべきだと訴えます。
(共産党・新人 前久さん)
「国会議員の数が減るということは県民のいろんな要求や願いが国会に届きにくい。小選挙区制を廃止して比例代表制に移行していくと。そうすれば県民のいろんな願いが届く制度に変わっていけると思っています」
自民党の現職・鶴保庸介さん(55)は地方こそが優遇されるべきと考えています。
(自民党・現職 鶴保庸介さん)
「もし計画通りに和歌山が2つになるとなってしまったら、たぶん日本で1、2を争う大選挙区ができてしまう。地方の声が東京に届くようにということを考えるのであれば、面積要件だとか様々なことを勘案するべきだと強く思います」
NHK党の新人・遠西愛美さん(37)は。
(NHK党・新人 遠西真奈美さん)
「和歌山に限ったことでもいいですし、提案だったり問題点をあげていただけたら、それを国会に伝えたり(地方の)議会にお伝えしたりすることも十分可能なので、どんどんなんでもください」
このほか和歌山選挙区からは以下の候補が立候補しています。
【届け出順】
諸派(新党くにもり)・新人 谷口尚大さん
諸派(参政党)・新人 加藤充也さん
参議院選挙の投票日は7月10日です。