投資によってどれくらいお金が増えるのか

新NISA実際に投資をしたときにお金がどれくらい増えるのか、
金融庁のホームページに『資産運用シミュレーション』があります。

例えば毎月2万円を積み立て、想定利回りが年率3%、期間を20年で計算してみると・・・

2年目の収益は1万4000円。これを積み重ねていくことで、20年目には176万6000円の収益が出るという結果になりました。
ただ貯金をするだけだったら480万円程度だったものが、プラスになる可能性があるということです。
※投資は自己責任です。リスクがあります。

リスクを下げるためには「長期・積立・分散」

投資には、社会情勢や市場の動向による「元本割れ」のリスクがあります。
相場の下落などにより当初投じた投資金額を下回ることを指しますが、こういったリスクはついて回るもの、ということは頭に入れておきましょう。
このリスクを下げるためには、安定的に資産を増やすために、「長期」で「積み立て」をして「分散」をする、この3つがポイントとなります。

大河内氏は
「投資は、一発逆転の手法ではない。貯蓄のような投資を目指してみては」と話します。

税理士 大河内薫氏:
過去のデータを見ると、「長期」になればなるほど勝率が上がるんですよね。
あとは「分散」。1社だと、潰れてしまえばゼロになってしまう。100社に分散していれば、1社潰れてもあまり影響はない。ですので、詰め合わせをしてあるような投資信託が基本です。

コメンテーター 朝日奈央:
短期間でガーッとお金が増えるみたいなことじゃなくて、長期で長く、気づいたらお金が増えた、くらいがいいですよね。

弁護士 八代英輝:
インフレ率が2%とすると、何もしないと今持っている、例えば100万円はどんどん目減りしていってしまうので、やはり積極的に動くことも必要だとは思います。

(ひるおび 2023年12月20日放送より)