新NISAを始めるには?

【まずは口座を開設】
まず証券口座の開設をします。これは銀行口座とは別に、投資信託や株式を売買するために必要な口座です。
銀行や証券会社、郵便局などの窓口で開設でき、最近はインターネットでも申し込みができるようになっています。
口座開設には、本人確認書類やマイナンバー確認書類などが必要です。

【なにを選んだらいいの?】
大河内氏によるとー
▼「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の違いがわからない人は、「つみたて」から考えてみては

【どのくらい投資したらいいの?】
大河内氏によるとー
▼投資は手段。老後にいくら貯めたいかなど、目標を設定する
▼毎月一定の貯金額の2分の1~3分の1を投資にあてることを考えてみては

恵俊彰:
「つみたて」と「成長」って、何なんですか?

税理士 大河内薫氏:
「成長投資枠」の方が買えるものが多くて、例えば個別の株式とかも買えたりするので、短期トレードとかは「成長投資枠」でするイメージです。
「つみたて投資枠」は、名前の通り毎月貯金のように投資をするというイメージです。

恵俊彰:
投資する対象は自分で選ぶんですか?

税理士 大河内薫氏:
そうですね。ここが多分一番難しいところです。
個別で「どの会社がいい」などと考えがちなんですけど、投資信託は株式の詰め合わせパックみたいなものなので、例えばアメリカの株価全体に連動するとか、世界の平均に連動するとか、そういうものから始めるのが一般的で初心者向けなのかなと思います。

コメンテーター 朝日奈央:
私は最初の金額をどうしようかなと。あと、金額の変更はいつでも可能なんですか?

税理士 大河内薫氏:
金額変更は可能です。当然いつまでにというのはあるんですけど、つみたての場合は月1回なので、前月だったら変更できる、そんなイメージで大丈夫です。

コメンテーター 土屋礼央:
私は20代から国債をやっている、‟最も手堅いアーティスト”としてやらせていただいてます。
一番手堅い投資から始めていろいろ学んで、今は単独で株をやったりとか、なんなら今はAIに任せてます。

恵俊彰:
投資をやっている時点で、手堅いってあんまり思わないんだけど。

コメンテーター 土屋礼央:
リスクはゼロじゃないんですけど、最もリスクが少ないところからやってみて、1000円からとかでいいと思うんですよ。
投資していることで、新聞を読むようになりました。世界の情勢でこう変わるんだということから始めたので、儲けようと思わないで始めてみると、10年後に楽しくなるっていう気がしてます。

税理士 大河内薫氏:
投資と聞くと、まず元手がものすごくいるんじゃないかと思う方が多い。
おっしゃる通り、1000円からでもできる。
まずは買ってみて、例えばアメリカがインフレしたときにこういう感じで動くんだとか勉強になりますから、そういうところから始めるというのは、すごく良いと思います。