全国で広まっているパートナーシップ宣誓制度。
制度に詳しい広島修道大学の河口 和也教授は、民間との連携が大切だと話します。
広島修道大学 河口 和也 教授
「自治体内の施策だけですと、かなりできることが限られているんですね。パートナーが倒れた時に病院に運ばれて、パートナーであることが認められることですごく安心して医療を受けられたりとか、メリットもあったりします。パートナーシップから波及した制度が広がっていくことが大事だと思います。」
また、住民の意識の変化への期待も。
広島修道大学 河口 和也 教授
「都市部に行くと、自分の友達に性的マイノリティがいるよとか、知り合いにもいますよということもあったりするんですが、なかなか地方都市っていうのは無くってですね。やっぱりいたら、差別的なこととか偏見を持ったりすることも無くなるわけですよね。そういったことは大きな効果だと思います。」
また、パートナーシップ宣誓制度について、佐藤みどりさんさんは、
「制度によってカップルが社会的に認められるという価値も。制度がなければ、カップルが、制度がある県外へと移住するケースもあり得るので、山陰エリアで広まってほしい」と話しています。
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