大阪体育大学3年 古山兼悟選手
「自分の原点であって、サッカーとは何かから、人間性の大事さというところまで、一から十すべてを教えてもらった場所です」

すべての原点となる母校…
しかし、古山選手がエースナンバーの「17番」を背負った高校3年の夏、サッカー部の寮で、新型コロナウイルスの大規模クラスターが発生。学校や生徒に対する誹謗中傷も相次ぎ、大きな問題となりました。
この年、立正大学淞南高校は全国高校サッカー選手権大会島根県大会決勝で島根県立大社高校に敗れ、全国大会に出場することはできませんでした。

大阪体育大学3年 古山兼悟選手
「島根県大会の決勝で負けてしまったことが、今でも悔しさは残っている。それを忘れることなく、日々、努力している。決勝で負けたのが良かったとは言わないが、あの負けが、自分の間違いなく原動力になっている」

母校での会見には、立正大学淞南高校の140人を超える現役サッカー部員も出席。先輩である古山選手に質問する場面もありました。