ドジャースには番記者が多数…メディア対応が課題に

ホランキャスター:
ウルヴェさん。大谷選手がもともと日本ハムに入ったときも、やはり球団側の情熱的な育成プランであったり、その情熱に「じゃあやらせてください、一緒に」というふうになりました。

球団側のアプローチ、思いというのは、大谷選手にとって大きな要素の一つになるのかなとも過去の例から考えられますが…。

田中ウルヴェ京 スポーツ心理学者(博士):
そう思いますよね。

笹田さんに伺いたいのは、大谷さんにとってもドジャースがよい理由をたくさん私たちは学んでいるんですけれども、ドジャースの弱点や欠点というのは何かあるのでしょうか?

メジャーリーグ取材歴29年 笹田幸嗣さん:
ドジャースというのは、やはり西海岸で最もメディアの注目の多いチームです。番記者も多いですし、多いということは競争も激しいので、レベルも高くなっています。

実はエンゼルスには、アメリカの番記者は3人しかいません。とても少ないんです。ということは、メディアの追及が非常に緩い球団ということがいえます。

そういうなかで、やっぱりこれだけの選手ですから、メディアは毎日しゃべってほしいわけですね。そうすると、彼への要求が高くどんどんなっていきます。ドジャースは強くて、たくさんの番記者がアメリカ人にもいますので、そういう要求はエンゼルスの比ではないと思います。

井上キャスター:
メディア対応の部分ということですね。

いずれにしてもウィンターミーティング、会議は8日までといわれていますので、そこで決着するのか?エンゼルスかドジャースか?昨日も伺いましたけれども、今は何対何くらいで考えていますか。

メジャーリーグ取材歴29年 笹田幸嗣さん:
1日でポロッと変わるようではいけないと思いますので、やはり50:50は変わりません。

井上キャスター:
また明日、お話を伺えれば。

メジャーリーグ取材歴29年 笹田幸嗣さん:
いつでも声をかけてください。