■メジャーリーグ エンゼルス 1ー2 マーリンズ(日本時間6日 ローンデポ・パーク)

この日7月5日(現地時間)、28歳のバースデーとなったエンゼルス・大谷翔平(28)が“3番・DH”で先発。メジャー5年目にして敵地・マイアミの球場では初めての試合となった。
相手・マーリンズ先発S・アルカンタラ(26)は今季115回を投げて、打たれたホームランはわずか6本、6月の月間MVPにも輝いたメジャー屈指の好投手。1回から100マイル(161キロ)のシンカーを連発、大谷もファールで粘ったが第1打席は7球目のチェンジアップを引っかけサードゴロに倒れた。

4回の第2打席、大谷は好投手相手に積極的なバッティングに切り替え1球目から狙っていくが、チェンジアップをセンター方向へ。ピッチャーの足元を抜けるがシフトに引っ掛かりまたもサードゴロとなった。

なかなか攻略の糸口がつかめず迎えた7回の第3打席は0対2と2点を追う場面。無死一塁で周ってきたがカウント2-1から外角高めのチェンジアップを見逃しこれがストライク判定、大谷も打席を外し苦笑いをした。これで追い込まれ最後は外角低め、99マイル(159キロ)のシンカーを当てるだけのバッティングでピッチャーゴロ。一塁ランナーが二塁でフォースアウトとなり大谷は一塁に残った。
続く4番J・ウォルシュ(28)の2球目に6試合ぶりとなる今季9個目の盗塁に成功した。

0対2とリードされた9回、1死一、二塁のチャンスで迎えた大谷の第4打席。2人目T・スコット(27)の1球目のスライダーを狙ったが空振り。カウント2-2からの5球目、外角の際どいボールを見逃してフルカウントへ。大谷は四球を選びチャンスを拡げた。
エンゼルスはこの回、犠牲フライの1点のみで4連敗となった。
大谷は3打数無安打1盗塁で打率.258となった。
明日はメジャー初となるマーリンズ戦に登板、連敗ストップに期待がかかる。

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