長野県安曇野市にあるお寺で、お坊さんの早朝修行に密着しました。

まだ暗い夜明け前…、安曇野市穂高(ほたか)の妙法寺(みょうほうじ)からお経が流れてきました。

副住職の中込義孝(なかごみぎこう)さん・42歳。

毎朝欠かさずお経を唱え祈りを捧げます。

中込義孝副住職:
「毎朝のことなので大変といえば大変ですけどね。お経をあげるとか、毎朝のお茶、仏飯をあげるっていうこの給仕というのは、やはり私達お坊さんの大事なことだと思っております」

お勤めが終わると、白い装束に着替えて外に出てきました。

すのこに手桶…何やら準備を始めました。

記者:
「これから何されるんですか?」
中込義孝副住職:
「これから水行を行います。この寒い時期だけお水を頂戴してるっていう感じですね、気持ちとしては。そういう水行をさせてもらってます」