他の施設に聞く『放課後デイの現場事情』

保護者にとって放課後デイはなくてはならない存在だ。東京都内に住む乗田千佳さん(46)の高校2年生の息子・明輝さん(17)は放課後デイに通って10年になる。当初は不安があったというが、今は明輝さんの確かな変化を感じている。
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(乗田千佳さん)「息子は本当に人見知りだったんですけれども、少しずつですけど、人と関わることができているなと。息子にとっても私にとっても居場所というか」
ただ、施設が増えることは、保護者にとって安全な施設を選ぶことが難しくなる側面もあると話す。
(乗田千佳さん)「その施設が本当に障がいのある子どもをちゃんと守れるのか、基準が親からぱっと見では見えないので。預けてみてやっぱり危なかった、では手遅れになってしまうと思うんですよね」
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明輝さんが通っている東京都江東区の放課後デイ「まつぼっくり子ども教室」。活動の前に行われる「はじめの会」。保護者からの共有事項や、その日の体調を職員全員で共有する目的がある。
(職員)「おはようございます。最初にお名前呼びしてくれる人?じゃあアキトくん!」
(アキトくん)「はい!元気です」
(職員)「ハルちゃん元気です。朝はおうちに誰もいなくて、ママはお仕事行ってお兄ちゃんは学校でね、自分の判断で家を出てきて10時前に着いてます」
(職員)「カノンちゃん元気なんだけど朝ごはんあんまり食べていない…。大丈夫かな?」
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活動場所の公園には職員と子どもたちがペアを組んで移動。移動中には子どもが道路に飛び出そうとする場面も。職員は子どもが道路に飛び出して事故に遭わないよう手を離さない。
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公園で遊ぶ時も常に目を光らせて子どもを見守る。この日、7人の子どもに対して5人の職員が対応していたが、国の基準では「子ども10人に対して最低2人の職員を配置すれば良い」とされている。














