遅れを改善するには他社の飛行機との調整も必要

一方、大原さんと一緒に福岡入りした運航スケジュール担当の中村はづきさん。ダイヤに無理がないか時間を計りながら様子を確認します。
(中村はづきさん)「(タイムテーブルで)搭乗を15分かけて行って、残りの1分で扉を閉めて出発していく流れになります。扉を閉めてから実際に動き出すまで何分かかるかをちゃんと見たいと思っています」
![]()
荷物の積み込みが完了して、扉を閉めていざ出発。と思いきや…隣に他社の飛行機が。
(中村はづきさん)「今ちょうど隣のスポットにスカイマークさんの便が入ってきたんですが、もし出発準備ができていたとしても、隣に便が入ってくるので、たぶん『出発を待ってください』という指示が来ていると思うんですよね」
出発したくてもできなければ遅れの原因に。他社との調整も欠かせません。

1日かけて空港視察を終え、帰りは乗客目線で機内の課題を探ります。この日の福岡~関空便はほぼ満席。通路が1本のため、土産物を棚に乗せる人や座席の確認に手間取る人などが立ち止まると、着席までに時間を要します。20分遅れの出発となりましたが無事帰路につきました。
(大原広一郎さん)「運航ダイヤが変わるのは次の冬ダイヤ。よりいいダイヤで、品質も上がって、安くていいものがうちの会社のポイントだと思うので、それを追求していきたいと思います」














